症状・疾患について|小平駅前いしかわ内科クリニック|小平駅の内科・胃カメラ・大腸カメラ
生活習慣病
日頃からの生活習慣が主な原因となって発症する病気を総称して生活習慣病と言います。この場合、不摂生な日常(偏食・過食、運動不足、喫煙、飲酒、過剰なストレス 等)の積み重ねによって引き起こされます。代表的な生活習慣病としては、高血圧、糖尿病、脂質異常症などがあります。生活習慣病というのは、いずれも発症初期から自覚症状が現れにくいという特徴があるので、多くの患者さまは病状を進行させてしまいます。ただ症状がないと言っても、血管は常にダメージを受け続けているため、やがて動脈硬化を招くようになります。
健診異常に多いもの
血圧は収縮期血圧(上の血圧)が140mmHg以上または拡張期血圧(下の血圧)が90mmHg以上で高血圧と診断されます。また一般的な目標として、病院などで測った時に75歳未満の方は130/80mmHg未満を、75歳以上の方でも140/90mmHg未満が推奨されています。高血圧自体は、自覚症状は出ない事が多いので早めに受診しておきましょう。
おなかの症状
腹痛とは、みぞおちから下腹部までに起こる痛みの事を言います。冷えや食べ過ぎなどで一時的に生じた腹痛は自然に改善しますが、病気による腹痛では治療をしないと「痛みが長く続く」「より重症になる」などのケースもあります。痛みの生じている場所、範囲、痛みの種類、痛みの起こる頻度や時間、他の症状などによって原因をある程度絞る事もできますが、確実な診断のためには消化器専門医の受診が必要です。
おなかの病気
お腹の病気(=消化器内科の病気)には様々なものがあり、原因となる臓器やその病態によって特徴的な症状を起こすものもあれば、特定の所見がない場合もあります。ただの便秘だと思っていたら実は大腸がんのサインであったりなど、適切な時期に適切な治療を受ける機会を逃してしまう事のないように、心配事がありましたら一度当院にご相談ください。
過敏性腸症候群
過敏性腸症候群(IBS)とは、一般の腸の検査(大腸造影検査、内視鏡検査、便検査など)をしても炎症や潰瘍など見た目の異常がないにも関わらず、慢性的に腹部の膨満感や腹痛を起こしたり、下痢や便秘などの便通異常を来たしたりする疾患です。腸の内臓神経が何らかの原因で過敏になる事によって引き起こされると考えられており、20~40歳代によくみられ、年齢を重ねるとともに減少する傾向があります。過敏性腸症候群は多くの方が悩んでいるありふれた病気で全人口の10~20%に認められ、消化器内科を受診する人の約3分の1を占めるともいわれています。